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『バック・トゥ・ザ・フューチャー シリーズ』 考察「ビフはなぜ未来に帰ってきたのか」 #BTTF

つい先日,公開25周年ということでBD版のコンプリートボックスが発売されたバック・トゥ・ザ・フューチャー シリーズですが,このブログでも何度か登場したことがあるのではないかなーと思います.

実はこの映画,あまり嫌いな人がいないように,自分も大好きな映画です.

で,一昨日辺りにツイッター上で「どうしてビフは未来に帰ってこられたのか?」という問題が挙がりました.

そこで,ちょっとストーリーのおさらいをかねてタイムチャートを作りながらこの問題を考えてみました.

これが作ったタイムチャート

BTTF_time_chart_v1.00.xlsx ダウンロード | uploader
BTTF_time_chart_v1.00.xls ダウンロード | uploader


新規に作成し直しました.こちらが最新版です.
jpegとpdfを用意しました.
PDFは下の余白が無駄に大きいです^^;

ダウンロードパスワード:「bttftc」

BTTF time chart v3.20.pdf ダウンロード | uploader
BTTF time chart v3.20.jpg ダウンロード | uploader

エクセルでちゃちゃっと作ったんで汚いです.
で,正直に言っておくと,1つだけ問題が残ってしまいました,
デロリアンが炭鉱から2回掘り出されている」という致命的な矛盾が.

今回はちょっとそれには目をつぶって進めたいと思います(よろしくない

ついでに言うと,かなり間違ってるとも思いますよたぶん



まず,この話の前提を3つ
この映画では,
時間軸が次々と派生していくのではなく,未来が“上書き”される
つまり,未来に存在するべき人物は観測者(ここでは例えばマーティ)を除きそのまま未来に存在し,消えるべき人間は消えてしまう.

次に,
結果として起こる事実は上書きしても起こる
つまり,未来に向けて時間旅行をしても,その未来よりも前に帰還しているなら未来に自分は存在する.

そして,
上書きは変更された過去から未来に向かって徐々にスピードを変えながら進行する.また,そのスピードを一気に上げる引き金も存在する
引き金とは例えばジョージとロレインのキスなどです.このキスで存在の可能性が消えかかっていたマーティの未来が一気に上書きされました.

という前提です.
この先,この前提がガラガラと崩れていないことを願います.(崩れていそう



さて,当のビフですが,ドクがタイムマシンを発明したことと,マーティがスポーツ年鑑で一儲けしようとしたことを踏まえて,過去の自分にスポーツ年鑑を渡すことを画策しました.

そこで,デロリアンを拝借し,1955年に行き,若かりし頃の自分にスポーツ年鑑を渡すことに成功したわけです.
その結果,未来は上書きされ,ビフが億万長者になり,ヒル・バレー一帯は見事な犯罪都市になってしまうわけです.



ここで,1955年から2015年にビフが帰還するシーンが描かれるのですが,一体全体,犯罪都市ヒルバレーはどうなったのか?という問題が本題.

不思議ですね.これ,映画の進行上の都合で片付けていい話ですよね.
でも続けます.

老ビフの作戦は成功したわけですが,それに気がついたドク&マーティが1955年に戻り,スポーツ年鑑を奪い返してしまいます.すると,ビフが億万長者になることもなく,犯罪都市ヒル・バレーも生まれないわけです.やったね.

それでもやっぱりあの時間にビフが帰ってくるのはおかしいだろうと?
ですよね.僕もそう思います.やっぱり進行上の都合に・・・



では,こう考えましょう.
年鑑を取り戻したことで,未来は再度“上書き”されていくことになります.

つまり,
犯罪都市は生まれないという事実,
ジョージとロレインが結ばれてマクフライ兄弟が生まれるという事実,
ドクがタイムマシンを発明する事実,
過激派の銃撃を防弾チョッキで防いだという事実,
マーティが1955年にタイムトラベルするという事実,
85年に帰ってきた後,2015年に自分の息子を助けに行くという事実,
ビフにデロリアンを観られるという事実,
これらは未来において起こることになります.

ここで,ドクとマーティが2015年から1985年に戻った時点では,老ビフがスポーツ年鑑を渡したことが引き金となって犯罪都市ができあがっていましたが,この時点では出発した2015年の出来事は上書きされていないと考えます.
しかし,犯罪都市として上書きされた1985年ではドクとマーティがタイムトラベルをするどころかタイムマシンすら発明されていないはずなので,この一連のシーンではドク,マーティ,デロリアンその他諸々の存在が消えかかっていると考えられます.
でも,忙しくって気がつかなかったんだよねたぶん.

というわけで,スポーツ年鑑を渡すミッションを完遂した老ビフが未来に帰ると,2015年を決定的に変える引き金が存在しなかったためか,繰り返し起こった未来の上書きがまだ完了していないために,元の2015年に戻ってきてしまったわけです.

で,その直後,本編では未公開となっていますが,ドクとマーティが1985年に帰ることが引き金となってスポーツ年鑑ミッションを終えたビフは存在が消えてしまうという結果になるわけです.
まあ,どこかの時点でビフが死ぬという未来が確定したんでしょうね.
というより,このシーンには触れなくても問題ない気もしますが.



ここまでがちょこっと考えた事です.
いろいろ無茶な展開をしているんじゃないかと思いますが(ダブルチェックとかしてない.行き当たりばったり),結論としては,
2015年の未来は“まだ”変わっていなかったためビフは帰ってくることが出来た
ということです.

そこで重要なのはやはりこの3つ
時間軸が次々と派生していくのではなく,未来が“上書き”される
結果として起こる事実は上書きしても起こる
上書きは変更された過去から未来に向かって徐々にスピードを変えながら進行する.また,そのスピードを一気に上げる引き金も存在する
ということです.

こんな感じでどうでしょうか?
以上,報告終わり.



ところで,冒頭に挙げた
デロリアンが炭鉱から2回掘り出されている」という致命的な矛盾
についてですが,簡単に説明しておくと1885年で一度埋めたデロリアンをマーティを1985年に帰すために掘り起こしてしまったので,1955年のマーティはデロリアンを掘り起こすことは“確実に”ありえないのではないかという話.
でもきっとこれ,最終的にドクがあの炭鉱にデロリアンを隠し直したりとかすれば解決する話ですし(元も子もない).ここで挙げた遅延上書きが起こっているとすれば,1885年でデロリアンを掘り起こしたことが1955年でデロリアンが存在しないという事実の決定的な証拠となっていなかったのかもしれません.

わからん,つかれた



(追記:2010/11/01)
とんでもない勘違いでしたね.
マーティが1885年から1985年に帰るために使ったのは自分が1955年から乗ってきたデロリアンでした.
つまり,1885年でドクが炭鉱に隠したデロリアンは炭鉱に残り続け,1955年でマーティが西部時代のドクを助けるために掘り起こすまで残り続けると.つまり,問題はすべて片付けられた?
これでオールグリーンということですか?

やっぱりPART3まで観ておけば良かった(;´д`)トホホ…
(追記:2010/12/05)
汗さんからコメントをいただき,確かにすべての人がエクセルデータを閲覧できるわけではないと思ったので,タイムチャートを再編集し.PDFとJPEG画像にして再アップロードさせていただきました.
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コメント

はじめまして

virgogaterさん、はじめまして。汗(はん)と申します。

時間物SFが好きで、SF小説などのタイムチャートをいくつか作ってHPに公開しています。(http://homepage1.nifty.com/beHungry/index.html内、「時の間」)
「タイムチャート」で検索して、こちらのブログを見つけました。
私もバックトゥザフューチャーが好きで、昔チャートを書いてみたこともありました。virgogaterさんの深い考察、おもしろかったです。上書きされるか、分岐するか、それが問題ですね。
しかし、残念ながら、私はエクセルを持ってないのです。(Macなのは関係ない?)ああ、みたい!
テキストファイルなり、PDFなり、スクリーンショット画像なり、機種依存でない形式でなんとか見られるようにならないものでしょうか?
ぜひご一考を、お願いします。

キャラメルボックスはテレビしか見たことないのですが、十年以上前にみた『サンタクロースが歌ってくれた』が大好きです。(漱石千円札ネタは、今でもあるのだろうか?)公式サイトをはじめて覗いてみましたが、見たいDVDがいっぱいで困ります。

それにしても、レゴの羊はすばらしい! これ以上ないほど簡潔に羊の特徴を表現されていますね。見事です。来年の干支が楽しみです(え、予定ないですか?)

長々と乱文失礼しました。
ではまた。

>はんさん

こんにちは,はじめまして

ウェブサイトは意見させていただきました.
やはり,こういったものを視覚化すると面白いですね.

> テキストファイルなり、PDFなり、スクリーンショット画像なり、機種依存でない形式でなんとか見られるようにならないものでしょうか?

確かにその通りでしたので,こちらで少しだけ修正してpdfとjpegを用意させていただきました
これで観られるといいのですが


>漱石千円札ネタは、今でもあるのだろうか?

キャラメル,劇場で観ると面白いですよ.
漱石ネタはあります^^
今は野口英世なので一ひねりありますが

> それにしても、レゴの羊はすばらしい! これ以上ないほど簡潔に羊の特徴を表現されていますね。見事です。来年の干支が楽しみです(え、予定ないですか?)

これ,実はそもそも前回の未年に作ったものなんです^^
以降,作ってはいますがこのひつじちゃんを越える完成度がなかなか出ていなくて.
次はうさぎですね.
まったく期待せずに待っていてもらえたら…(にげごし

それでは,今後ともよろしくお願いいたします

  • 2010/12/05(日) 22:34:23 |
  • URL |
  • virgogater #-
  • [ 編集 ]

タイトル

virgogaterさん、こんにちは。
要望に応えてくださり、ありがとうございます。
PDFを拝見しました。ちゃんと見られましたよ。
こういうのを見ていると、自分でも作りたくなってきますね。

virgogaterさんの観劇記にそそられて、久々にキャラメルボックスを
みたくなり、『ミス・ダンデライオン』をネット購入しました。
タイトルにもそそられまして。
今、届くのを待っているところ。
楽しみです。

>はんさん

こんにちはです

> 要望に応えてくださり、ありがとうございます。

いえいえ,こちらも良い機会になりました^^
気がついた部分があれば教えてくださいー

> 観劇記にそそられて~『ミス・ダンデライオン』

キャラメルの中でも『クロノス』シリーズは特に好きな作品群です.
もちろん小説も大好きです.
ぜひ,読んでみてください

ストーリー上の都合でタイムマシンが次々と改良されていく,素晴らしき(良い意味で)ご都合主義の“タイムトラベル冒険ラブストーリー”ですので

  • 2010/12/11(土) 20:44:20 |
  • URL |
  • virgogater #-
  • [ 編集 ]

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