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映画 『告白』 レビュー (追記:2010-07-01)

映画『告白』公式サイト

kokuhaku

先生の娘を殺したのは、誰?

先生の娘が殺されたのは、なぜ?

告白が、あなたの命につきささる。

娘を殺された女教師の、命の授業がはじまる。

私の子供が人を殺したのは、なぜ?

また殺人が起きたのは、なぜ?



小説の方のレビューです↓
小説 『告白』 レビュー - GATE of VICSION BLOG

えっと,チケットによると観たのは19日.もう2週近く前ですか.
そろそろ忘れそうなんで書いておきます.

ちなみに,直前に小説読んでから観てます.



何から書きますかね.

率直な感想.
「映像が気持ち悪い.というか不安」
これ,ずっと感じてました.

「映画って,こんなに画がキレイだったっけ?」というほどスクリーン上には文句の付けようのない映像が流れ続けるわけですが,画面の構成(カメラの向き,色味など)がとても不安にさせる.

そこに,文章では限界がある「血」の描写が加わる事でさらに追い打ちをかけるように観客を不安にさせる.

「血」の描写が頻繁にあるので,苦手な人はつらいかもしれない.
スプラッター映画とは違います.
この作品で「血」はモチーフのひとつです.

ここまで書いて,血の部分だけを赤反転させようかと思ったけど,変なのが寄ってくると面倒なんでやめます.というかこれだけ精神衛生上良くない単語を並べてたら,検索ワードがすごい事になってそうでこわいなー

小説も映画も良作でした.
前週比を連続で更新し続けるのも納得がいきます.
噂がさらに噂を生む.というのはこの作品にとっては最高の広がり方では



構成は小説の全6章をシームレスにつないだ感じ.

語り手が変わるごとに「森口悠子の告白」(違ったかも,覚えてない)といった感じでテキストが入ります.

<森口悠子の告白>
最近の中学高校ってあんなにうるさいの?
さすがに信じられないんだが.あれじゃ何があってもおかしくない

台詞回しはわかりやすく,かといって一見重要そうな部分や,生徒たちの会話は聞こえづらく.一番重要な部分は映像にする事で教室の空気が良く伝わる.


<北原美月の告白>
これは位置が違ったかな.
そうそう,橋本愛が人気というか話題なんですってね.
美月の行動とその終わり方を考えると,確かに随分と大変な役には違いない.

小説を読んでたときの脳内キャスティングは佐津川愛美だったんですが,見事に同系統の顔でした.不思議.
なんか,佐津川愛美に良くない印象でもあるのかな.

「ウェルテルのその後をもっと描くべきだ!」なんて意見もあるみたいだけど,十分想像できるわけだし.それこそボーッと観てない限り“その後”が重要かどうかなんて分かりそうなものだけど


<下村直樹の母親の告白>
小説だと好きになれなかった章ですが,やっぱり好きじゃない.
でも,木村佳乃がああいう壊れた役をやると凄みがあると分かった.


<下村直樹の告白>
殺害の実行者である犯人Bはこの事件にどうか関わったのか.
被害者の母による復讐は犯人に何を残したのか.
このシーンは全体が白くて,そこに頻繁に赤い描写が入るので,言わんとしてる事は分かると思いますが,ゾクゾクします.


<渡辺修哉の告白>
殺害を計画し,失敗した犯人Aはなぜ事件を起こしたのか.
彼は,目的を達成できたのかどうか.

直樹が白だったのに対して,こちらは黒.
ある意味中学生らしい,単純と言えばそれで片付けられる動機の元に犯行が行われたわけで,美月,直樹,修哉は3人がそれぞれ知らない事件の真実があるわけです.
キャスティングはうまかったかと.頭の良い少年というイメージそのままだった.


<森口悠子の告白,そして復讐>
「どっかーん」予告編でも一際目を引くこのシーン.
あの爆発のシーンはそう来たか.といったところ.
逆回転時計が非常に重要なアイテムになっているのがこのシーンのスパイスになってる.

時間は時計を逆回転させたとしても決して戻す事はできない.どんなときでも時間は未来に進んでいる.

そして
「これが私の復讐であり、あなたの更生の第一歩だと思いませんか?」
「なーんちゃって」

小説にない,この「なーんちゃって」が冒頭の告白にある『いかにも聖職者らしい言葉だと思いませんか?』という言葉が出てくる森口先生の憎しみを押し出してる.
これが,この映画の一番怖い部分.



それぞれの主人公が,それぞれの視点で一連の出来事を語っていくわけで,すべての登場人物がそれぞれにとって最も重要な真実を正確に語っていくわけです.
その結果,同じ出来事を描いたシーンでも,証言によって少しずつ食い違ってくる.というのが映像にした利点のひとつかも.

それから,要所要所に森口先生のシーンを入れることが出来たことも映像化の利点.



おもしろかったです.
たぶん地上波だとなかなか放送しないと思います.というか,放送しにくいような.

土曜日は『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ』を観てきます.



(追記:2010-07-01)
いやはや,どうしてこうも真夜中&早朝に書いた記事は意味が分からないんでしょう.
あといくつか書きたかった事がある気がしますが,気がついたときには忘れているので,これぐらいにしておきます.

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